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不動産相続について

不動産相続について

「ウチは資産家じゃないから相続は大丈夫」っていうのはホント?

勉強会のアンケートでは約8割の人たちが「相続でもめごとは起きない」と回答します。
そして、相続準備をしていない理由のおよそ半数は「対策するほどの資産がないから」と回答しています。

しかし、現実には相続をめぐるトラブルは年々増加しています。
相続のトラブルが親族間だけで解決できないくらいこじれてしまったら最終的には裁判ということになります。この裁判にまでもつれ込む相続トラブルも年々増加しています。
司法統計年報によると、裁判所に持ち込まれる「相続の遺産分割事件」は年々右肩上がりで増えており、平成27年は年間1万5千件近くにもなっています。

<遺産分割事件の新受件数(審判+調停)>
出典:最高裁判所「司法統計年報(家事事件編)」

対象金額別の内訳は、「平成27年司法統計年報」によると、遺産分割事件で一番多いのは「5,000万円以下」で43.8%。次に多いのは「1,000万円以下」で32.1%。合わせて、相続事件の75.9%は5,000万円以下の遺産額を巡って争われています。

平成27年の改正で相続税の基礎控除額は、3,000万円+相続人数×600万円になりましたが、改正前は基礎控除5,000万円+相続人数×1,000万円でした。この統計時点である平成27年では5,000万円以下の遺産というのは相続税がかからない人たちです。

相続トラブルで一番多いのは「遺産分割」です。
つまり、どの財産を、誰が、どれくらい受け継ぐのか、ということでもめるのです。

相続を学んで家族のあいだで知識を共有する

相続対策にはさまざまな知識が必要です。
知っているかどうかで大きな差が生まれます。
特に不動産の価値はわかりにくいので注意が必要になります。

まずは知識を得て何に注意をしなければいけないのかを理解したうえで、自分たちの家族の場合はどうなるのか、どうしたいのかをしっかりと考えて、家族のあいだで共有しておくことが大切です。